お知らせ

「認定NPO法人テラ・ルネッサンス」に寄付いたしました。

ANTASKALANA JAPANは、「これからも この地球が 美しくあり続けますように」そんな想いのもと、
ご購入いただきました売上金の一部を使って社会貢献活動を行っております。

今回、ANTASKALANA JAPANでは、Darajaシリーズの売上の一部を「認定NPO法人テラ・ルネッサンス」に寄付させていただきました。

今後も、微力ながらも社会貢献活動を継続して参ります。


「認定NPO法人テラ・ルネッサンス」から現地での活動のレポートが届きました。
みなさまにご紹介させていただきます。ご覧ください。

認定NPO法人テラ・ルネッサンスレポート

ANTASKALANA JAPANの皆さま
あたたかいご支援を誠にありがとうございます!

テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目指し、2001年に設立され、今年で20周年を迎えました。

これまで、日本を含むアジア・アフリカで紛争や災害によって被害を受けた方々の支援を続けてきました。

新型コロナウイルス感染症により、日本はもちろん、私たちが活動するアジアやアフリカ、そして世界中で、人々の“命”と“生活”が今も脅かされています。

そのような中でも、応援くださる皆さまに、心より感謝申し上げます。皆さまのあたたかな応援と、そして、紛争や災害による被害を受け、さらにコロナによる影響を受けながらも、前を向き自立に向けて進む人々の姿に、私たちが何度も勇気づけられてきました。

皆さまから託していただいた「想い」を力に変えて、コロナ禍においても、紛争や災害で傷ついた人々へ寄り添う活動をこれからも続けて参ります。
ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2021活動レポート ブルンジ

自立と自治に向けて、現れ始める生活の変化

ブルンジでは、2018年より3年間で累計212名のストリートチルドレン、シングルマザーの方々に対して、自立と自治を促進する支援を行ってきました。

安定的に収入が得られるよう、それぞれのニーズに合わせて、養蜂・養豚・洋裁・ヘアドレッシングの技術訓練や開業後の支援を実施しました。

これまでの支援により、少しずつ彼ら・彼女らの生活にも変化が見られています。

洋裁店を営むエリアンさん(仮名)は、以前は一人で二人の子どもを育てており、不定期の日雇い労働でしか収入が得られず、貧しい生活を送っていました。

認定NPO法人テラ・ルネッサンスレポート

▲エリアン(仮名)さんのお店

テラ・ルネッサンスの洋裁の技術訓練に参加し、洋裁店を開業してからは、得られた収入から子供の学費や家族の食費、必要な服なども買うことができ、自立して生活出来るようになりました。

グループ間での不和もあったものの、リーダーとして責任を持ってしっかりとお店を営んでいるので、これからの活躍も楽しみです。

ただ、中にはグループでの開業後、グループ間で仲違いをしてしまったり、収入が思うように得られないなど、大小様々な課題に直面しています。

そのため、今年1年は、これまで支援をしてきた方々が継続して安定した収入が得られるよう、フォローアップを行っています。

また、今年3月末にキガンダ郡に対して、職業訓練校などとして活用できる施設を建設し、引き渡しました。今後は同郡がこの施設を有効に活用できるよう、サポートしていく予定です。

それらを通して、ストリートチルドレンやシングルマザーの方々や、彼ら・彼女らの住む地域の自立と自治をさらに促進できるよう、引き続き支援を行っていきます。

2021活動レポート コンゴ

コロナ禍で求められる仕事「制服作り」
〜子どもたちが安心して学校に通えるように〜

コンゴ民主共和国南キブ州カロンゲ区では、2020年11月から、コロナ禍で収入が減少した紛争被害女性たちに、子どもたちの制服作りの仕事を提供してきました。

以前はマスク作りの仕事も提供していたのですが、コンゴでは、全学年の子どもたちの学校教育が再開され、子どもの制服のニーズが高いことを踏まえて、制服作りの仕事を提供しました。

認定NPO法人テラ・ルネッサンスレポート

▲制服を作る女性

彼女たちは、紛争の影響で子ども時代に親をなくしたり、兄弟や親戚を虐殺されたり、性暴力の被害を受けたりしたシングルマザーであり、最貧困の生活を強いられたものの、それを乗り越え、当会の職業訓練・自立支援を受けて洋裁店を開いた女性たちです。開業後は、1ヶ月30ドル〜50ドル程度の収入を得て、家族を養うことができるようになっていました。

しかし、コロナ禍で経済的に厳しい状況が続き、彼女たちの収入も減少しました。

閉鎖されていた学校が再開しても、現地の人たちが経済的に厳しい状況であることに変わりはなく、特に元子ども兵や孤児たちの世帯は、小学校が再開しても制服を購入することすらできませんでした。

学校には制服で通うことが当たり前のコンゴで、一人だけ私服で通うというのは、成長過程にある子どもたちにとって辛いことです。

そこで、洋裁技術をもった彼女たちに、当会から制服を発注して収入を得てもらい、さらにできた制服を250名の子どもたちに無償で提供しました。

ここカロンゲでは、コロナ禍以前から厳しい生活を強いられている人々が多く、過酷な重労働や危険な鉱物資源の採掘などをしなければ生きていけない女性たちもいます。

コロナの影響が小さく思えてしまうほど、紛争の影響により苦しい状況の中で生活している人々が多くいます。今後も引き続き、カロンゲでの支援を続けていく予定です。

令和三年六月吉日
認定NPO法人テラ・ルネッサンス一同
http://www.terra-r.jp/

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